レンズを絵筆に、光を絵具に

写真やレンズの話をメインに紹介するブログ

写真とレンズ

写真やレンズの話をいろいろと。

クリローに迫る:フレクトゴンでマクロ撮影

マクロにも強いフレクトゴンに、さらにヘリコイドアダプターを付けて、クリロー(クリスマスローズ)に迫ってみました。 いつもうつむいて咲くので、水に浮かべています。 下のほうにマクロレンズで撮った写真がありますが、ブログで見る程度では、フレクトゴ…

ぶら散歩ならこれ:Flektogon 35mm F2.4 

今回のレンズは、フレクトゴン35mm(Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm/f2.4 )です。 ぶら散歩に持っていくとしたら、候補の一つですね。マニュアルフォーカスですが、やや広角の35mm、絞ればパンフォーカス的で、マクロ撮影もできるレンズです。 タイトルです…

1万円でお釣りがくる:CCTVレンズ

今回は、CマウントのCCTVレンズの紹介です。 1万円でおつりがくる安いレンズですが、中心部が比較的クリアで周辺がボケる独特の写真が楽しめます。 小さくて軽いんですが、マニュアルフォーカスで、Cマウントはフランジバックが短いので、ミラーレスカメラで…

絞りすぎてボケた・回折現象に注意:ボケとパンフォーカス(6)

パンフォーカスな写真は、絞りを絞ればいいと思われています。 しかし、絞りすぎると回折現象(いわゆる小絞りボケ)が生じ解像度が落ちてしまいます。このあたり、現像が前提、花火を美しく撮る方法で紹介しています。 フィルムカメラ時代からあった現象で…

過焦点距離を使って撮影してみました:ボケとパンフォーカス(5)

今回は、過焦点距離を使った撮影例です。 さてさて、計算した通りの結果が得られるのでしょうか。 撮影条件:30mm、F8で 過焦点距離の確認:30mm、F8の場合3.75mになります。 撮影例1:田んぼ道で 撮影例2:海王丸パークで まとめ:過焦点距離を使った効果は…

花と人と星にピントが合って見える:ボケとパンフォーカス(4)

全ての範囲にピントを合わせたパンフォーカスな写真は、絞りを絞ればいいと思われています。 しかし、絞りすぎると回折現象(いわゆる小絞りボケ)が生じ、ピントが甘くなります。特に、デジタル処理が可能になってきて、拡大表示でるので気になるようになり…

被写界深度を計算してみた:ボケとパンフォーカス(3)

前回は、ピントが合っているように見える範囲である被写界深度について紹介しました。 今回、実際に、被写界深度を計算してみました。 レンズの焦点距離と絞りから、いったいどれくらいの範囲にピントが合っているように見えるのか・・・といった話です。 そ…

ピントが合っているように見える範囲・被写界深度:ボケとパンフォーカス(2)

前回は、許容錯乱円(ボケと識別できない最小の円)の話でした。 許容錯乱円はイメージセンサー上で想定する円にすぎません。なので、その大きさ自体を直接利用することはありませんね。 今回は、許容錯乱円の大きさから、より具体的に、ピントが合っているよ…

許容錯乱円の大きさに2つの考え方:ボケとパンフォーカス(1)

今回から、ボケとパンフォーカスのシリーズです。 パンフォーカス(pan focus)とは、近くから遠くまでの全てにピントが合っていること。ボケとは正反対のようですが、意外と関係があったりするのです。 ボケた写真でも、離れてみるとボケとはわからなくなる場…

たった2枚のレンズ:PENTAX ペンタックス SMC SOFT 85mm f/2.2

今回紹介するレンズは、PENTAX ペンタックス SMC SOFT 85mm f/2.2。わずか1群2枚のレンズでできた、とても軽いレンズです。 ソフトフォーカスレンズで、開放ではピントが合っているのかどうかわかりにくく、イラッとします(笑)。 なので、一旦、絞りを絞っ…

半分青い、ハーフNDフィルター

秋も深まってきて、平地でも紅葉のシーズンですね。明るい秋の青空と紅葉に染まる山々、両方とも美しく撮りたいところ。 今回は、そんな時に便利なハーフNDフィルターを紹介します。 ハーフNDフィルターとは:半分だけ減光します 角型フィルターが便利:円形…

ハイパワーブロワー:180cc

ゴミの話をまとめていたら、ブロアーの大切さがわかってきました。ぺこぺこやって、ゴミを吹き飛ばすあのカメラ用品ですね。 私のブロワーといえば、使い過ぎたためか、ひび割れてきました。KING のブロアで、309円でした(笑)。 消費税も上がったことです…

自分でクリーニング・VSGOイメージセンサークリーナー:マニュアルちょい訳

カメラのイメージセンサーを自分でクリーニングできるクリーナーキットが届きました。 このシリーズの初回、1回5400円なり、イメージセンサーのクリーニングで紹介したVSGOカメラクリーニングキットです。 マニュアルが全て英文で、使わない人にも役に立ちそ…

マクロレンズに異常見つかる:後玉などは交換に

カメラのイメージセンサーのゴミから始まったシリーズ、今回はレンズの異常と修理の話です。 SONYの場合、イメージセンサーのクリーニングを頼むと、レンズ(外観)のクリーニングもしてくれます。 今回、ついでにつけていたレンズの方に異常が見つかりまし…

レンズ前面のゴミはどう写る?:無限遠を前ボケに

前回は、玉ボケのゴミの原因の一つは、レンズ前面にあるゴミと紹介しました。 しかし、レンズ前面にあるゴミが、本当に玉ボケの中に写り込むのでしょうか。そのあたり実際に確認してみました。 また、応用として、無限遠からの太陽光を前ボケにする方法につ…

絞り開放ながら写る:玉ボケのゴミはどこから?

前回、絞るとはっきりするのはなぜ?:イメージセンサーのゴミ では、絞り開放だとイメージセンサーのゴミの影響は小さくなると紹介しました。 しかし、開放でもゴミが気になる時があります。それは、点光源を写した時です。玉ボケの中に、ゴミが写り込んで…

絞るとはっきりするのはなぜ?:イメージセンサーのゴミ

カメラのイメージセンサーのゴミ、気がつくといくつかの疑問が。ちょっと考察してみました。 ゴミが上下逆に写るわけ:左右はそのまま イメージセンサーのゴミ、実はフィルターのゴミだった:センサー手前にあります 絞るとはっきりするのはなぜか:入ってく…

1回5400円なり、イメージセンサーのクリーニング

カメラ(SONY α7RⅡ)のイメージセンサーに、大きめのゴミというか汚れがついてました。。。 普段、開放で撮ることが多く、わからなかったのですが、レンズ交換で、気がつきました。ブロアーでは吹き飛ばせない汚れです。。。 α7RⅡは買ってから10ヶ月ほど。そ…

小さくしにくい広角のF値:レンズのF値(2)

今回は、広角レンズのF値、なかなか小さくしにくい理由です。 広角レンズには、F値1.4のレンズもあったりして、そこそこ小さいのですが、「小さくしにくい」というのは、「短い焦点距離のわりに」という意味があります。 F値は焦点距離を有効口径で割った値…

なぜ焦点距離に比例する?:レンズのF値(1)

開放F値の小さいレンズは、暗いところでも撮れるのと、ボケが美しいので、憧れです。値段もそれなりに高くなりますが(笑)。 ところで、このF値、レンズの焦点距離に比例するのはなぜでしょう。同じ口径(有効口径)なら、焦点距離が長いほど、F値の大きい…

そもそも露出ってなんだっけ?

たくさんの写真を撮っていながら、わかっているようでわかっていないのが、「露出」ですね。 絞りやピントを調整するリングがあっても、「露出」そのものを調整するリングがないのも、わかりにくい理由のひとつでしょう。 さて、クイズです。写真で言う「露…

白飛びやノイズ軽減・花火写真をより美しくする現像方法

今回は、花火写真の現像方法についての話です。 花火は意外と明るく、開いている間シャッターを押していたりすると、白色系の花火はたいてい白飛びしてしまいます。かといって、絞りを絞りすぎると、暗くなってしまいます。 今回は、白飛びを押さえたり、逆…

手持ちで自由に・アートな花火の撮り方

前回の「現像が前提、花火を美しく撮る方法」は、教科書的なオーソドックスな花火の撮り方でした。 今回は、アート的な花火の撮り方です。三脚やリモコンシャッターは使いません。むしろ、積極的にカメラを動かします。 カメラが2台あれば、1台目は三脚を使…

現像が前提、花火を美しく撮る方法

花火をできるだけ美しく撮る方法について紹介します。現像処理することを前提としています。 最初は撮り方です。花火は、夏の数週間しか撮らないので、どちらかというと、私の忘備録です(笑)。 美しく、というのも曖昧ですが、白飛びをなくして、花火本来…

写真現像の腕を競うコンテスト

写真現像の腕を競うコンテストが開催されています。“その一枚を物語に”フォトコンテスト/テーマ 爽です。 「Lightroom」「Photoshop」でおなじみのアドビと、写真投稿サイト「GANREF」のコラボレーション企画です。 現像前と現像後のデータを両方提出し、い…

2億4千万の瞳:SONYの新製品・α7R Ⅳ

SONY のミラーレス・フルサイズカメラ・α7Rシリーズ、新機種の発表がありましたね。 α7R Ⅳ(ILCE-7RM4)で、日本では、消費税が上る前の9月6日の発売予定です。これで、私の機種が一段とオールドタイプになりました(笑)。 なかでも、すごいのが、ピクセル…

ケンコーミラーレンズ 500mm F6.3DX 

超望遠ながら、ミラーレンズなので軽くて、また、独特のリング状のボケが現れるのも魅力のレンズ、ケンコーミラーレンズ 500mm F6.3DXの紹介です。 マニュアルフォーカスのせいもあるのでしょうか、今では市販されていないようです。オールドレンズの仲間入…

リバースで超マクロ撮影:レンズの基礎(5)

リバース・マクロ撮影の具体的な紹介です。今回は、今まで紹介してきたレンズ( Ai Nikkor 35mm F1.4S)を使っています。 超マクロだけだと顕微鏡のような写真になるのですが、レンズの個性を加えて、それ以外の面白さを加えるのがいいでしょうね。 リバース…

レンズを逆にして超マクロ:レンズの基礎(4)

レンズを前に出すと、より大きく写せることを紹介しました。しかし、前に繰り出すとはいっても、限界がありますね。 この場合、レンズを前後逆にして使うことにより、撮影倍率をさらに大きくすることが可能な場合があります。 今回は、35mmレンズ( Ai Nikkor…

レンズを繰り出す:レンズの基礎(3)

レンズの基礎シリーズ、3回目です。近くの被写体を撮る時は像のできる位置が焦点距離からずれてくるので、ピントリングを回す時のように、レンズを前に繰り出します。 今回は、そのあたりについて、実際にレンズの公式を使って計算してみます。無限遠から非…