2020-01-01から1年間の記事一覧
ルノアールやゴッホ、絵を見ればそれを描いた画家がわかるように、それぞれの作品は独特な個性を持っています。 写真の世界も同様で、かつての写真家もいろいろとオリジナルな表現手法を生み出しました。 それらの技法を学ぶことは、デジタル化が進んだ現代…
コロナ禍のせいでもないのですが、撮りに行く機会が減って、久しぶりの更新です(笑)。 今回のレンズは、スピラートン(SPIRATONE TELEPHOTO 135mm F1.8)、PLURA-COAT By Mitake バージョンです。 大口径で、大きくて重いレンズですね。 同じ性能の新しいレ…
梅と桜の季節、フレクトゴンを持って、越中八尾をぶら散歩。 ぶら散歩ならこれ:Flektogon 35mm F2.4 で紹介しましたが、35mmで、最短撮影距離も短めと、散歩や旅行に便利なレンズです。 撮影機材など 撮影日:梅の咲いた2月下旬と、桜の咲いた4月上旬です。…
マクロにも強いフレクトゴンに、さらにヘリコイドアダプターを付けて、クリロー(クリスマスローズ)に迫ってみました。 いつもうつむいて咲くので、水に浮かべています。 下のほうにマクロレンズで撮った写真がありますが、ブログで見る程度では、フレクトゴ…
今回のレンズは、フレクトゴン35mm(Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm/f2.4 )です。 ぶら散歩に持っていくとしたら、候補の一つですね。マニュアルフォーカスですが、やや広角の35mm、絞ればパンフォーカス的で、マクロ撮影もできるレンズです。 タイトルです…
ライトルームのプリセット、今回は、海外のフリープリセットの利用例です。 どの部分がどう変更されるのか、そのあたりにも迫っています。 関連 使ってみよう:ライトルームのプリセット プリセット利用例 海外のフリープリセットにはいくつもありますが、今…
今回は、現像ソフト、Lightroom のプリセットの話です。 機能が多いのはありがたいのですが、いろいろありすぎて面倒な現像処理の調整が、マウスオーバーですぐに反映され、クリック一発、一瞬で適応できるのがいいですね。 組写真など、多くの写真でも同じ…
おはようございます♪ こちらのブログで、朝の投稿は珍しいですね。 さてさて、春になり、トウツバキ(唐椿)の季節になってきました。 中国雲南省の原産で、手のひらほどのサイズと大きな花、豪華なツバキですね。 fleur.paradisia.jp 植物園の雲南温室ではい…
今回は、CマウントのCCTVレンズの紹介です。 1万円でおつりがくる安いレンズですが、中心部が比較的クリアで周辺がボケる独特の写真が楽しめます。 小さくて軽いんですが、マニュアルフォーカスで、Cマウントはフランジバックが短いので、ミラーレスカメラで…
パンフォーカスな写真は、絞りを絞ればいいと思われています。 しかし、絞りすぎると回折現象(いわゆる小絞りボケ)が生じ解像度が落ちてしまいます。このあたり、現像が前提、花火を美しく撮る方法で紹介しています。 フィルムカメラ時代からあった現象で…
今回は、過焦点距離を使った撮影例です。 さてさて、計算した通りの結果が得られるのでしょうか。 撮影条件:30mm、F8で 過焦点距離の確認:30mm、F8の場合3.75mになります。 撮影例1:田んぼ道で 撮影例2:海王丸パークで まとめ:過焦点距離を使った効果は…
全ての範囲にピントを合わせたパンフォーカスな写真は、絞りを絞ればいいと思われています。 しかし、絞りすぎると回折現象(いわゆる小絞りボケ)が生じ、ピントが甘くなります。特に、デジタル処理が可能になってきて、拡大表示でるので気になるようになり…
Amazonのやらせレビュー、続報です。 中国・深圳に住むやらせレビューの首謀者へのインタビュー記事、日経ビジネス(1月20日)が伝えています。日本のサイトは消えるのが早めなので、まとめてみました。 レビュアーは日本人で実際に購入しており、「日本でレビ…
前回は、ピントが合っているように見える範囲である被写界深度について紹介しました。 今回、実際に、被写界深度を計算してみました。 レンズの焦点距離と絞りから、いったいどれくらいの範囲にピントが合っているように見えるのか・・・といった話です。 そ…
前回は、許容錯乱円(ボケと識別できない最小の円)の話でした。 許容錯乱円はイメージセンサー上で想定する円にすぎません。なので、その大きさ自体を直接利用することはありませんね。 今回は、許容錯乱円の大きさから、より具体的に、ピントが合っているよ…