レンズを絵筆に、光を絵具に

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今年は活躍しなかったモバイルバッテリー

フィルードで星空などを長時間撮影、そんなときはモバイルバッテリーが便利ですね。
 
長時間でなくても、寒くなる冬はバッテリーの消耗が激しい季節です。車内にもバッテリー充電器があるので、車に戻れば充電はできるのですが、フィールドではモバイルが便利です。もちろん、iPadやスマホにも使えますし。
 
もっとも、今年は暖冬のせいもあって、カメラ用としては、ほとんど活躍の場はありませんでしたが(笑)。
 

つないだまま撮影ができるように

 α7IIまでは、モバイルバッテリーをつないだままでは撮影ができませんでした。
 
一方、α7RIIでは、下の写真のように、モバイルバッテリー(白色)からの電源を供給しながら撮影することができるようになりました。
ということは、つないだままにしておけば、別の減ったバッテリーの充電ができるということですね。撮影にはジャマですが。
 

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モバイルバッテリー

仕様など

 
2016年秋に買いました。 確か、2600円余り。当時は、"10000mAh 最小最軽量 大容量 モバイルバッテリー"という宣伝文句でした。
 
 
名称:Anker PowerCore 10000
容量 :10000mAh
入力 :5V/2A
出力 :5V/2.4A
サイズ :約92×60×22mm
重さ :約180g
入出力端子:USB端子、Micro USB端子
備考:Micro USBケーブル、トラベルポーチ 付
 
 
 
 

フル充電10回分の容量

 
α7RIIなどの純正バッテリー(NP-FW50)の容量は1020mAhですので、10000mAhの容量は、単純計算で、フル充電の約10回分ですね。
また、スマホは2700mAhなので、4回弱です。
 

出力電流は2A以上に

 
USBの供給電圧は5Vです。各種機器をすばやく充電するには、出力電流がポイントになります。
 
出力電流とは、モバイルバッテリーからそれぞれの機器へ供給可能な電流値です。数値が高い方が、充電が高速・短時間となります。
高速充電するためには、スマホなら1A以上、α7RIIなら1.5A、タブレットなら2A以上が必要とされています。
 
一方、入力電流は、モバイルバッテリーへ供給可能な電流値です。数値が高い方がモバイルバッテリー自体の充電が高速・短時間となります。
 
ちなみに、私の持っている機種の純正ACアダプター(100V-USB)の出力表示は以下のようになっています。
 
 α7R :5v、0.5A
 α7ii :5V、1.5A
 α7RII:5V、1.5A
 iPad(第5世代):5.1V、2.1A
 スマホ(AQUOS sense2 SH-M08):5.0 V、1A