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RAWファイルも無制限保存・同期は危険:Amazon Photos

泥縄のデータバックアップの話、ラストは、オンラインストレージ(保管庫)の話です。

 

前にもいいましたが、データの安全性から言えば、個人のPCより、オンラインサイトに保管するのがよっぽど安全ですね。

 

画像ファイルのバックアップ、私はフェイスブックとアマゾン(Amazon Photos)を利用しています。

 

撮影した全RAWファイル  → アマゾン(Amazon Photos)、プライム会員なら画像ファイルは無制限です。

選択したRAWファイル:上に含まれるので、オンライン保存なし

現像済のJPEGファイル → フェイスブック(JPEGファイルなら無制限)

 

他にも、写真を保存できるストレージとしては、Googleフォトがあります。以下でも、紹介していますが、元のサイズで保存する場合は、15GBの容量制限があります。現像済のJPEGファイルが既に20GBを超えているので、使っていません。

 

 

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Amazon Photos、無制限はありがたい。
もっと早く利用していればよかったですね。

 

 

 
バックアップ全体のイメージ:Amazon Photos は自動で
Google フォトでのバックアップ:JPEG圧縮なら無制限
Amazon Photosアプリ:専用アプリを使います
同期は無効化がオススメ:ファイル削除のリスクがあります
全てのRAWファイルを保:撮影した全てのRAWを

  

 

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バックアップ全体のイメージ

データバックアップの流れ。Amazon Photos は自動で、フェイスブックは手動です。Fドライブからの一方的なコピーです。

基本的に、Amazon Photos には撮影した全てのRAWファイルが保存されます。Fドライブのデータを整理・削除しても残ります。

 

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フェイスブックでの画像保存

本来は交流サイトですが、画像は無制限に投稿(保存)でき、公開範囲を「自分のみ」にしておけば公開されることはないので、オンラインストレージとしても利用できます。キーワード検索もできます。

なので、私は投稿に関連した未公開の現像ファイルを投稿(非公開)・保管しています。投稿に関連しているのでわかりやすく、そのままコピペして、他のFBグループやブログに投稿できます。

 

投稿方法:シフトキーを押しながらファイルをまとめて選択し、適当なキーワードをつけて投稿します。公開範囲を「自分のみ」にすれば、公開されることはありません。画像は、2046☓1365ピクセルサイズで保管されます。

 

欠点:JPEGファイルや動画ファイルなどで、RAWファイルは保存できません。また、ファイル名が変更されます。

 

検索方法:フェイスブックの検索窓でキーワードを入力後、リターンを押します。左の「投稿場所」で「自分のみ」を選択すると、自分の投稿のみを検索できます。投稿日などで絞ることもできます。検索結果、日付順にはでてきません。また、コメントの言葉もキーワードとしてヒットするようです。

 

Google フォトでのバックアップ

無料では、写真や動画も圧縮されますが、無制限です。圧縮されても、SNSやブログへの投稿ではほとんど影響がありません。

なので、RAWファイルではなく、スマホで写真や動画を撮る人には適していますね。

 

アプリやウェブ、PC用アップローダからアップロードできます。「設定」で保存するサイズを選択できます。

 

元のサイズ (無料では15 GB):元の解像度で保存します(保存容量を消費します)。

高画質(無料で無制限):ファイルサイズが圧縮されますが、投稿サイズ程度なら、ほとんどわかりませんね。

 

圧縮された画像の比較

ヒマワリの上の水滴です。

どちらもサイズは2045☓1365ピクセルです。左は投稿前の画像(サイズは2.69MB)で、右は投稿後、PCにダウンロードしたもの。圧縮され、542KBと、5分の1ほどになっています。

左右の写真、中央のスライダを動かして、比較することでできます。ほとんどというか、全くわかりませんね。

 

 

 

Amazon Photosでのバックアップ

Amazon Photos は、プライム会員なら容量無制限で写真ファイルを保存できるサービスです。PCやスマホなどから、すべての写真のバックアップや整理ができ、共有もできます。

 

 Amazon Photos と Amazon Drive は別物と考える

Amazon Photos は、Amazon Driveの機能の一部です。Amazon Drive自体は、無料で5GBまでデータ(写真以外も)を保存できるサービスです。

ただし、私は、Amazon Drive は全く使っていません。最初はAmazon DriveとAmazon Photos の区別がややこしくて、戸惑いましたが、同期しない場合は、別物と考えたほうがいいでしょうね。

 

 アプリを使い同期はしない

Amazon Photosでバックアップするポイントは、以下の点です。

 

1)バックアップは、Amazon Photos アプリを使う。

2)「同期」はしない

 

 

容量無制限となるファイル

ファイルはそのまま保存され、JPEGもRAWファイルも圧縮されることはありません。容量無制限は、動画には対応していません。

写真として認識できない場合は、ストレージを消費してしまいます。写真のみを選択しておくと写真しかアップロードされないので安心です。

 

対応ファイル:JPEG、BMP、PNG、TIFF、主なRAW

RAWファイルは各社によって異なるので、詳細は、対応しているRAWファイルについてを。

 

Amazon Photos アプリ

PCのデスクトップアプリ(Win及びMac)で、バックアップや同期ができます。インストール方法など、詳しくは、 Amazon Photosデスクトップアプリについてをどうぞ。

スマホ用アプリもありますが、動作確認はしていません。

 

アプリの画面

起動すると、以下の画面になります。上のカラムには、左上から、バックアップ(A)、復元する(B)、開始/停止(C)、環境設定(D)が並んでいます。現在、一部のファイルのバックアップが待機中になっています。

 

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A)バックアップ:上の画面です。「撮影写真」というフォルダーが、年月日ごとにバックアップされています。一部バックアップ待機中です。写真ファイルは容量に加算されないので、一番下に表示されているように、Amazon Drivesとしてのストレージの使用量は0バイトです。右のステータスで、日付フォルダを押すと、各ファイルの「ウェブで表示」画面になります。

B)復元する:ファイルを復元する場合です。

C)開始/停止:待機中のバックアップの開始と一次停止です。PCやネットワークに負荷がかかる場合、バックアップを一時停止します。

D)環境設定:全般で、「スタートアップでAmazon Photosを起動」にチェックを入れます。PC起動時に常駐します。「同期を無効化」しておきましょう。

E)登録者:「全て再開」、「環境設定」、「ヘルプセンター」、「写真」、「ストレージの管理」、「終了」があります。「写真」では、ファミリーフォルダーやアルバムの作成などができます。

 

 

バックアップ条件の設定方法

Amazon Photos アプリを起動します。

一回だけバックアップを取りたい時は、「フォルダー」ごとドラッグ&ドロップすればアップロードが開始されます。

 

フォルダーを指定して、バックアップを自動で行いたい場合は、

 

1)新規にバックアップ条件を追加する場合は、画面①の「フォルダーをバックアップに追加」又は、左下②の「バックアップの追加」をクリックします。

既に設定した条件がある場合は、上の映像の③、そして編集をクリックします。

 

2)バックアップの設定で、

 バックアップ中のフォルダー:バックアップしたいフォルダーを指定します。そのフォルダー(及びそれ以下のフォルダー)が、バックアップ先の下に作成されます。

 バックアップ先:Amazon Drive の Amazon Photos 内のフォルダーが指定されます。

 例えば、Amazon Photos > Backup > DESKTOP-****** > バックアップ中のドライブ名、となります。

 

 変更のアップロード:バックアップする時間を指定します。私は「即時」にしています。ファイルがアップロードされると同時にバックアップされます。

 バックアップの対象:「写真」にします。こうすると、写真以外のファイルが混ざっていても、バックアップされず、Amazon drive の容量にカウントされません。

 重複の回避:同じファイルはアップロードしません。

 

バックアップ

手動でバックアップする場合、③をクリック、「スキャンして今すぐアップロード」をクリックします。

 

同期は無効化がオススメ

同期とバックアップ、ややこしいのですが、同期は使わないほうがいいでしょう。アプリの環境設定で[同期の有効化]は、はずしてください。

 

同期:双方向なので、同期フォルダに加えられた変更は、Amazon Driveに自動的に反映され、便利なのですが、この逆もありです。

Amazon Driveのファイルを削除すると、PCのデータも同期するので、削除されます。写真家の全俺が泣いた。AmazonドライブでRAWデータを完全消去した話。」なんて話もあります。

Windows OS上に同期フォルダ(デフォルトでは、Windows OSの場合は「C:\Users\<ユーザー名>\Amazon Drive」フォルダ)が作成されます。

画像ファイルをアップロードすると、CドライブのAmazon Driveにも同じファイルが存在することになり、無駄にCドライブの容量を消費してしまいます。

 

バックアップ(同期しない場合):PCからAmazon Driveにファイルをコピーします。一方向です。Amazon Driveのファイルを削除しても、バックアップ元は削除されません。また、バックアップ元を削除しても、Amazon Driveのファイルは残ります。

 

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Cドライブに表示されない

下は、エクスプローラでのCドライブの表示。abc順なので、左の矢印のように、一番上にAmazon Drive があります。

本来、ストレージ側では、Amazon Drive の中にAmazon Photos のフォルダーとバックアップした写真があるはずです。

 

 

同期していない場合

しかし、同期していない場合、Amazon Drive の中に、Amazon Photos のフォルダーは見当たらず、バックアップした写真もありません。

 

同期した場合

ストレージと同期したAmazon Photosのフォルダーが表示され、バックアップした写真に直接アクセスできます。

Amazon Photosにあるファイルを削除すると、同期しているバックアップ元のファイルも削除されるので注意が必要です。

 

OneDrive やDropbox は他のデータと同期はしていないので、ファイルを削除しても、影響ありません。これらと混同しがちですね。

 

 

全てのRAWファイルを保存

私の場合、

1)撮影したRAWファイルを、一旦ハードディスクに保存します。現像ソフトのLightroom経由です。

2)Lightroomで必要なファイルに、レーティングをつけます。

3)現像し、ブログ投稿後、一定期間が経てば、不要なファイル(レーティング無し)は、一括で選択・削除します。

 

しかし、たまにレーティングを付け忘れたりして、元のRAWファイルを削除したりする場合がありました。すぐ気がつけばゴミ箱を漁るのですが、数年後となると、探せません(笑)。

Amazon Photos で撮影した全てのRAWファイルが、日付別にフォルダーに保存されていると、簡単に探せますね。

 

 

Amazon Photosからの復元

Amazon Photos に保存したファイルを、PC側に移動します。 

 

ウェブの場合

AmazonDrive のAmazon Photos から画像を選択し、ダウンロードを押します。複数ファイルを選択した場合は、Zipファイル形式でダウンロードされます。

 

アプリの場合

1)アプリで「復元する」をクリック

2)フォルダーをダウンロードする、又はアルバムをダウンロードするを選び、フォルダーを選択し、ダウンロード先を選択

3)ダウンロードをクリック

4)ダウンロード先に、「Amazon Photosのダウンロード」というフォルダが作られ、中にファイルが入っています。

 

最後に

Amazon Photos、大量のファイルを保存できるのはいいのですが、逆に、これを復活させるとなると大変です。ダウンロードにも時間がかかりますし、Lightroomの再読込とかもずいぶん手間がかかりそうです。あくまで、一部のファイルを探す程度に留めたほうがいいでしょうね。

なお、オンラインサービスは、時々、仕様が変わったりしますので、ちゃんと動いているか、定期的にチェックすることも重要ですね。