今日は、「カメラ発明記念日」だそうで。
今から183年も前の1836年3月19日、フランスのルイ・ジャック・マンデ・ダゲールらが「ダゲレオタイプ」という写真機を発明した日だそうです。
銀板写真とも呼ばれ、露光時間は日中でも15~30分もかかったとか。
二眼レフのPRIMOFLEX
古いカメラといえば、写真は PRIMOFLEX(プリモフレックス)という二眼レフカメラ。最近、譲り受けました。ただ、これで撮るつもりはなくて、部屋の飾りにでもしようかなと(笑)。
早春だったのですが、ファインダーをのぞいたら、薄暗い冬のような空が見えました。70年ほど前の人たちも、同じような空を見ていたんでしょうね。
古ぼけてホコリまみれ、レトロ感をだそうと、ソフトフォーカスレンズ(PENTAX SMC SOFT 85mm f/2.2)で撮っています。
最大(F5.6)に絞っても、やわらかい仕上がりです。
これが開放だと、光が散乱し、湯気が立ち込める風呂の中で撮ったようになります。こちらのほうが、レトロ感はありますが(笑)。
PRIMOFLEX、気になるので、ちょっと調べてみました。
東京光学初の 二眼レフカメラで、ドイツのローライコードIIを模したものとか。二眼レフブームの先駆けと言われています。
主な仕様とか
下は、ファインダーを上げた状態。同じく、PENTAX SMC SOFT 85mm f/2.2、絞りF5.6で。
ヘチマ型のレンズキャップはありません。本革ケースを取ってみると、本体が。上はビューレンズ。下はテイクレンズ。いずれも、TOKOの3群3枚、75mm/F 3.5。
シャッタースピードはバルブから1/200秒まで。絞りは3.5から16まで。横にあるのは距離計(フィート表示)。
シャッターは中央下のボタン。スライドさせると、たよりない感覚。壊れているのか、カシャッという感じてはありませんね。
プリモフレックス(I型)
写真は、プリモフレックス(I型)とそれで写した写真。ミュゼふくおかカメラ館に展示されていました。
1951年製、東京光学初の二眼レフで、二眼レフブームの先駆けとなったとか。値段は18,000円で、当時としては良心的な価格、と表示されてました。