レンズを絵筆に、光を絵具に

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内山邸:コンタックスのプラナー85mmで

 内山邸の続き。今回は、コンタックスプラナーCONTAX Planar T*85mm F1.4 AEG)の写真を。 

 

カール・ツァイスのレンズ

 

 ヤシカの高級カメラ(コンタックス)用に開発されたカール・ツァイスのレンズです。 プラナーは、カール・ツァイスのレンズブランドで、各社のカメラ用に発売されていますね。
 
 クリアで透明感のある描写で、好きなレンズの1本。大きさの割に、ずしりと重いのですが。

 CONTAX Planar T*85mm F1.4 AEGと、末尾がGですから、西ドイツ製ですね。このレンズもヤフオクで西ドイツの方から送ってもらいました。

 

 写真はすべて絞り優先(開放F1.4)、ISO100で、ティルトマウントを使っています。

 

 写真は、フリソデヤナギ。ピンク色のもこもこが春らしいですね。奥は梅林です。

 

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内山邸

 

 

 

 ここの梅、剪定が良くて、枝ぶりが気に入っているのですが、花は傷んでいるようです。

 

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内山邸

 

 邸内から庭を見たところ。ティルトマウントで、障子のさんをぼかしています。

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内山邸

 

手裏剣状のボケ

 

 邸宅内の蔵では写真展が開催中。拡大しないとわかりにくいのですが、中央のうすいボケ、ギザギザがあります。

  初期型レンズなので、F4まで絞り羽根がギザギザの手裏剣状になるのが、この時期の特徴のようです。

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内山邸

 在庫の写真ですが、大きいボケだとこんな感じ。

 

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プラナーの手裏剣ボケ

 

 

α7RII + コンタックス Planar T*85mm F1.4 AEG